小さな町の旧車スローライフ

ヤフーから引っ越してきました。 車、バイクを中心にネコ、旅行、音楽等の記事を不定期投稿しています。 自身の備忘録的なものが多いですが、よろしければ覗いてみてください。

カテゴリ:2000GTV > E/G・点火系

以前から悩みの一つだったプラグの燻り。
始動性の悪さや、低回転のもたつきの原因になっている様です。
 
今回、バルブクリアランスを少しいじったので、煤けたプラグを清掃してキャブや点火時期の再調整をしました。
以前はアイドリング時に4番のプラグコードを外しても殆ど回転数の落ちが無かったのですが、今回は比較的気筒間バランスが出せた気がします。
 
試し乗りをしてみると、結構良いフィーリング
プラグをチェックしてみると・・・・・
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一番がやや煤けていますが、他の3本は結構良い焼け具合です
 
パイロットスクリューの戻し量を比較してみると、一番が7/8回転位でその他は、1/2~3/4回転戻しでした。
 
一番を3/4位にして暫く様子を見てみることにしました。
電極の向きもIN⇒EXの気流の流れに対して邪魔をしないようにしておきました。
 
今時期に使っているプラグは、DENSOの 「W16-ES-U」
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燻りの対策もあって、NGKでは5番~6番相当の焼け型ですが、少し冷え型にしてもよさそうです。

今日は2000GTVのバルブクリアランスを測定しました。
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カムカバーとプラグを外してカムホルダーの切り欠きとカムのマークを合わせて測定(1番と4番の圧縮上死点)。
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測定値は
    1   2   3   4
IN  0.46   0.48    0.52   0.51  (規定値 0.475~0.500)
EX   0.45   0.46    0.59   0.59  (規定値 0.525~0.550)
 
インテークはまだ許せるとしても、エキゾーストは1番2番が小さすぎで、3番4番は大きすぎ・・・・・
 
 
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折角なのでカムを外し、入っていたシムを計測
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IN  1.59   1.47    1.51   1.43
EX   0.88  0.91  1.175 0.925 
 
やっぱりEX側は結構変わった値のシムが入っています。
手持ちのスペア4ケはすべて2.2ミリで削るのには時間がかかるので、今日のところは INの1番と3番を入れ替えるのみで再組み付けしました。
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カムチェーンをつなぐときは、テンショナーは戻したままで、きちんと蟹目レンチで二本のカムの位置出しをしてからです。
 
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組み終わったらテンショナーを仮に張り、手回しで数回まわしてからセルを回します。
 
取り敢えずエンジンも問題なく再始動しました。
 
シムを削ってから再調整ですね。
 

二週間ぶりにエンジンをかけた2000GTVですが、ちょっとゴキゲンななめな様子
 
前々から少し走るとプラグがくすぶり、始動不良になりやすくなっちゃいます
 
ふと気づいて点火時期の調整・・・・点火時期が遅めの現象だったはず
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改善の兆し(右)


先日、出張の時に隣町の駅前駐車場まで2000GTVに乗っていったのですが、どうも失火がありスムーズではありませんでした
 
出張中色々と考えて、夜に帰ってきてからプラグを見てみるとやっぱりくすぶっています。
 
乗れない時にとりあえず暖気だけしているので、ここ最近の寒さのせいでカブリやすいのと、やっぱりまだスローが濃いめなのでしょうか?
 
プラグを交換すると調子は戻ったので、無事に帰宅。
 
今日はキャブの同調取りから着手しました
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エアクリを外して同調版を取り付け、前回と同じ手順で行いました。
シンクロテスターで見てみると、前側のキャブに負荷が掛かっていたようです
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その後、試走をしてみると(エアクリなしはガオガオいいますねぇ~
3000rpm位ですこし息継ぎ気味でアフターファイヤーも起こっていました。
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何度か試走をしながら、今日のところはアイドルジェット 
50-F11 ⇒ 50-F13へ変更し、スローを少し絞り気味にしてまあいい塩梅になったようです。
 
今日改めて感じましたが、ウェーバーはソレックスに比べて振動やフロートレベルによりデリケートだと思いました

今日、ロメオに乗ったあとに何気なくプラグの点検をしてみると、
4番だけが異常にウェルダン焼け状態になっていました
 
それに耳を澄ますとなにやら「シューッ」という音が聞こえます
 
エンジンを切るとエアーが漏れるように
3~5秒でだんだん小さくなって音が止みます
 
サウンドスコープを出してきて音の発生源を探りますが、なかなかわからず・・・・
 
そういえば最近、アイドリングのばらつきが大きくなったような気がしていたことを思い出しました
 
と、いうことでキャブまわりのエアーの吸い込みを疑って
インマニあたりにキャブクリーナーをかけてみるも変化なし
 
発生源として疑われるのは、行きと帰りのヒーターホース(多分無関係)か
ブレーキサーボへのバキュームホースくらい
 
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とりあえずブレーキサーボのホースを外し、プラグでプラグしてエンジン始動~
 
「ビンゴ!」でした。音がほぼ病んでいます。耳を近づけると4気筒の鼓動のリズムで微かにホース内の吸気音?が伝わってきます。
 
再びホースを外し、先端を少しだけカットして慎重にマスターバックへ装着
 
そこらへんを少し走って様子を見てみようと走り出し、
最初の信号で止まる時にブレーキタッチがしっかりしていることにビックリ
 
おお~やっぱりここからエアー吸っていたのでした
 
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長くゆる~い上り坂をカッ翔んでエンジンを回し、プラグを点検。
焼け方そろっていました~
 
 

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