小さな町の旧車スローライフ

ヤフーから引っ越してきました。 車、バイクを中心にネコ、旅行、音楽等の記事を不定期投稿しています。 自身の備忘録的なものが多いですが、よろしければ覗いてみてください。

カテゴリ:Motor Cycle > イーハトーブ

以前買ったマイクロスコープで、シリンダー内の様子を観察できるかどうか確かめてみようと思います。

プラグ穴からやるのでまずはプラグを外します。
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上死点ではシリンダー状態が分からないので、なるべくピストンを下げてかつバルブに邪魔されないような位置を探します。
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ブログの入り口はまだしっかり写っています。

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しかし暗いところに入ると照明は追いつかずあまりよくわかりませんでした。

ついてたので、点火時期の調整をしておきます。

上のぞき窓からFマークを探します。

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アドバンスマークから数えて、3本目の線が点火タイミングです。

その1でヘッド側も合わせておきます。

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あまり狂いはありませんでした。

放っておいたら結構サビが目立つようになってきてしまったヘッドライトのカバー。
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軽くサビを落としてマットブラックで再塗装しました。
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ライトが暗くなり山道走破はしないので、実用性は無いですがこの漢字が気に入っています。

スローがきかなくなっていたイーハトーブのキャブを清掃しました。
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やはりスロージェットが詰まっていました。
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ちゃんとスローで調整できるようになり一安心。
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アイドリングも安定しました。

なかなか思うように消えないイーハトーブのエンジン異音。


アクセルオンの時に音が大きくなるので、基本に帰ってカムチェーンやテンショナを疑ってみます。

左側のコイルジェネレーターカバーを外し、フライホイールを外して行きます。
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先日買ったストッパーが活躍します。
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フライホイールが外れました。
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テンショナは一応破損等はありませんでした。
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ロックナット緩めて指で作動確認します。
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遊びなく、少し押す位のところで固定しました。

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しかしあまり音には関係なかったようです。

やはり、クランクやピストンでしょうか?

前回駅間にのガスケットでイオン対策を期待しましたが徒労に終わってしまいました。

基本に立ち返りタペットやカムチェーンあたりを点検していきたいと思います。

まずはジェネレーターカバーとCDIピックアップ、カムスプロケットのカバーを外していきます。
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最悪クランクの方を覚悟していましたが、アクシャル方向のガタはごくごく微小なものでそれほど大きな異音につながるものとは思えません。
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次にカム周りの取り外し作業を進めていきます。
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フライホイールのTマークとカムスプロケットのOマークなどを合わせ実際に圧縮上死点になるところに合わせます。
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少しずれている場合、タペット調整の時はOマークを優先します。
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バルブクリアランスは吸排気ともに0.05ミリメーターです。

いちど合わせたらクランクを回転して再確認をします。

せっかくなのでフライホイールを外してカムチェーンテンショナやチェーンを確認しておきました。
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一通りの整備が終わったので最後にアイドリング状態でカムチェーンテンショナの調整を行います。
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この時にカムチェーンテンショナーのロックナットを緩めた途端に、例のカタカタ音が非常に大きく発生し始めました。

今までは、エンジン停止状態で少しテンションをかけたところにしていましたが、マニュアルを見るとアイドリング状態で調整をするとの事でしたので、その通りにやった結果大きな音が発生し始めました。

イオンの原因はカムチェーンやテンショナあるいはカムホルダー近辺にあるのではないかと思います。

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