準備とテストが出来たので、後は実行あるのみです。
安全面での注意点は
①キーを操作しない
②ドアロックを操作しない
③ドアを開けない
基本的にこれでSBCは作動しないようですが、やはり診断機で作動を停止しておきます。
診断機はキーON(2の位置)にしておかないと作動継続しませんので、バッテリーを消費します。診断機と車両が通信している状態でバッテリーが上がると、パソコンをいきなり電源OFFしたようなことになり、車両のコントロールユニットに悪影響を与えそうです。
そのため、リアのスペアタイヤ横のバッテリーにチャージャーを繋いでおきます。
そのため、リアのスペアタイヤ横のバッテリーにチャージャーを繋いでおきます。
次にブレーキのリザーバーのフルードを出来るだけ抜きます。
次にアタッチメントをつけて新品の純正フルードを満タンにした圧送式のフルードチェンジャーを接続して、エアー圧をかけます。
ここまで準備が出来たら後は通常のエアー抜き作業です。
右ハンドル車の場合の順序は
右後 ⇒ 左後 ⇒ 左前 ⇒ 右前
です。ちなみにプラグはキャリパーの内側にあり、リフトできればホイールを外す必要はありません。
#11のフレアナットレンチで扱います。
#11のフレアナットレンチで扱います。
今回はチャージャー容量の都合で、各500mlずつぬいていき、やく2リットルの交換を行いました。
全量交換の場合、通常は3リットルでやるそうですが中断をさせたくなかったので、今後の交換サイクルを一年にして対応することにしました。
抜き出したフルード約2リットルは綺麗な印象で、暫く静置させて観察しましたが、沈殿物なども有りませんでした。
抜き出したフルード約2リットルは綺麗な印象で、暫く静置させて観察しましたが、沈殿物なども有りませんでした。
*私のような素人整備はあくまで自己責任でやっています。
この作業は殆どの場合、ディーラーや整備工場へ依頼するものです。
ちなみにフルード料金込みで大体一万円程度で出来てしまいます。
私は興味本位と自己満足でチャレンジしましたが、設備投資と頻度、安全性を考えると信頼できる工場へ頼む方が得策かと思いました。
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