無事にヘッドが乗ったダットラのZ18エンジン
先ずは手動でクランクを回してみます。
 
特に引っかかりや違和感、異音のないことを確認してから、
バルブクリアランスを調整しました。(冷間で0.26mmにて調整)
イメージ 1
キャブ周りの配線・配管とマフラーの接続を行い、エンジンにオイルを入れました。
 
ヘッドカバーも取り付けました。イメージ 2
次のステップとして、プラグを外して負荷の少ない状態で、スターターを回してクランキングしてみます。
 
こちらも特に異常はないようでした
イメージ 3
プラグのスパークテストで×
 
セミトラの配線が外れていました。
 
(赤(白)⇒コイル+、緑⇒コイル-、青⇒元々コイル+に来ていた配線と結線、クロ⇒アース)
 
ポイント磨きとギャップ調整(0.60mm)を行い、再度クランキング。
無事にスパークも出たので、次に進みます。
 
今度は、燃料ポンプの配管をキャブに繋ぎ、少しスターターを回して燃料をキャブに送ります。
 
いよいよプラグを付けて、エンジン始動を試みます。
 
少し長いクランキングの名と、
 
「ブローン・・・・・ロン・・・ロン・・・・ッン・・」
 
一応再始動はしてくれました
 
しかしフケ上がりも悪く、アイドリングもできません
 
原因は?
点火系?・・・それなりに調整済み。
 
エンジン本体・・・・精一杯組みました!
 
では、しばらくブルーシートをかけただけで放置していたキャブ周り?
 
試しに、パーツクリーナーを間欠でキャブの吸い込み口に吹き付けながらエンジンをかけると・・・・
 
 
「ブルン、ブル~ン」
 
おお!アイドリングするではありませんか!
 
ということで犯人判明。
 
といっても、複雑にエアパイプや負圧バルブがっくっついた純正キャブのどこが悪いのでしょう~???
 
でもちょっと見ていると、幸運にもチョークバルブの動きがおかしい様だ!ということが分かりました。
 
どうやらスプリングが効いていないらしく、常にバルブが全開&カタカタ状態なのです。
 
これは一度キャブを外すしかなさそうです。
 
イメージ 4
で、外しちゃいました。・・・・つづく