最近ある程度、車が走るようになってきましたので、細かい作業をする気になってきました
今日は、まったくもって戻ろうとしないウインカーレバーのキャンセラーをいじってみます。
私の車は、右左折後にギアを二速に入れるときはそっと押し込まないとギア鳴りしてしまうので、出来ればシフトチェンジに精神を集中したいのですが、今は同時にウインカーも手で戻さなくてはいけません。
なるべくスムーズな運転をするために作業開始です
先ずは、ステアリングを外します。
ステアリングシャフトのキーの向こう側には、樹脂製の黒いスリーブが入っていて、リターンスプリングでのショートを防いでいます。
次にフロントタイアをジャッキアップして、調整時に手で操舵して、キャンセル具合を簡単に確認出来るようにしておきました。
ちょっとジャッキが経たって来たのか、ゆっくり下がってきてしまいます。(やっぱりちゃんとウマをかけました。)
さて、その後は、カラーにテープを巻いたり、グリースつけたり、両面テープつかったり、短いスプリングにしたりと色々試しましたが、思うようにレバーが戻ってくれません。(と、いうかまったくダメ・・・・)
ここで、ちょっと冷静に考えることにしました。
スプリングがどういう動きでレバーをキャンセルするのか?
たとえば、右折の時は右折を終えて左にステアリングを切ったときなので、レバーの下部がスプリングで引っ張られなければいけないことになります。
ですが、下の画像だと、左に切ったときは、反時計回りになり、レバーの上側が引っ張られます。
ここで、ようやく気付きました。スプリングの巻き方が間違っていたのです。
今までは、上の画像のように巻いていました。巻く前に輪をつくってシャフトにかけていました。
しかし正解は、下の画像・・・
スプリングをかけてからもう一周させるように輪をつくって巻きつけるのだったんです
コレに気付くまで二時間以上かかりました
ちゃんと頭をつかって作業しないとダメなんですね~
修理後の運転は、ちょっと快適度UPしました
あたりまえのことがうれしいく感じられる旧車ですね。