今日は昨年亡くなってしまった父のはじめての命日です。

一周忌と納骨は月の初めに済ませましたが、やはり今日という日は昨年の事を色々と思い出し、寂しい気持ちを感じます。

父も母もそうでしたが、その上の世代の多くの日本人は代々、朝晩お仏壇にお経を唱えたりお供え物をしてお参りをしていたと思います。

核家族化なのか都会思考なのか無宗教なのかはわかりませんが、私より少し上の世代から、そんなご先祖様が大切に受け継いできたものを軽視して、やめてしまったりしています。

これは家によっては先祖代々のお墓についても言える事だと思います。

私はといえば、実家にいた時や帰省した時には5人兄弟で唯一人たちと共に般若心経をあげていました。
そして父の亡くなった昨年からは、仏壇の代わりに写真を置き、父と母の亡くなった毎日曜日は般若心経、月命日の21日と28日には浄土真宗本願寺派の正信偈をあげています。

平日は毎朝仕事前に般若心経を念じています。

そうする事で、父や母とつながり、虚無感が少し和らいでくれるのです。

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子供の頃はお経がイヤなときもありましたが、今は自分の寂しさを少し補ってくれるものだと思っています。

今日は、父の生前に一緒に出掛けて楽しんだお店の一つで、父を偲んで好物だったお寿司を頂く事にしました。