小さな町の旧車スローライフ

ヤフーから引っ越してきました。 車、バイクを中心にネコ、旅行、音楽等の記事を不定期投稿しています。 自身の備忘録的なものが多いですが、よろしければ覗いてみてください。

2020年06月

半年ほど前から時々間欠ワイパーの調子が悪く、途中で止まったりと動作不良を起こしていました。

ワイパーの電装は、ワイパースイッチとワイパーリレーとワイパーアンプで構成されています。
ちなみに日産車ではワイパーリレーのことをワイパーアンプといいます。

今回の不具合はオートリターンと間欠です。

間欠以外のスピードは問題なく作動しますがオートリターンは効きません。

ウォッシャー時ワイプしますがオートリターンは効きません。

このような症状からワイパーモーターの位置決め機構またはアンプ内のリレーの不具合を疑いました。

まずはモーターをばらして内部を確認してみます。

IMG_5899
モーターは取り付けボルト3つと配線コネクターを外し、少し引き出すとリンクをナットで外せるようになっています。

IMG_5900
故障に備えて部品番号を写真に撮っておきました。

カプラー部分はこのように外れモーター側と位置決め機構へ配線が分かれています。
IMG_5901

2を開けると2のほうに位置決めのプレートが付いてきます。
IMG_5902
グリスを脱ぐとスナップリングが見えてきてそれを外すとワッシャー、皿ばね、プレートが外れてきます。

IMG_5903
IMG_5904

特に不具合は無いので接点の確認とグリスアップをして再度組み直しました。

IMG_5905
モーターのほうも特に不具合は無いので清掃後に組み直しました。

この時点で何の根拠もなく淡い期待で動作確認をしましたが全く変化なしでした

次はワイパーアンプの点検です。
その前に見れるところは配線の導通を確認しておきました。

IMG_5875
アンプのほうの部品番号はもう読めません。

IMG_5876
細いマイナスドライバーで上下を抉ると分解できます。

IMG_5880
構成はこんな感じです。
コンデンサーにパンクはなく各抵抗は抵抗値を保持していました。

パターンに痛みはなくすべての導通確認できました。
IMG_5879
しかし!
一つ一つよく観察してみると…
右下の1つ上のリレーの半田が少しだけ劣化していることがわかりました。

40wのコテで慎重に修正しました。


1つ根拠を得たので淡い期待を持って動作確認…

まずはウィンドウォッシャーのテスト。
おおおーちゃんと下で止まるではありませんか

次はドキドキしながら間欠ワイパーの動作確認。

おおおおおーー
ちゃんと動いてくれました

これでウォッチリストや買物かごからワイパーアンプを消去できます


余ってるスプレーで青く塗ってみました。

IMG_20200627_175059

とりあえずガソリン漏れは治ったようなので後はウレタンクリアを吹いてひとまず完成の予定です。

会社OBの先輩が、免許を返納するとの事で車の処分を頼まれました。

何度かメンテの相談を受けていたので知っていた車ですが、今回洗車してみてはじめてただの白だと思っていた塗色が実はパールホワイトだった事がわかりました。

IMG_5831
さらに10年落ちですが走行距離はまだ9300キロです。

IMG_5833
IMG_5832

買った時からだいぶクリアはげが目立っていたのですが、先日駐車場で右フェンダーを軽く当て逃げされてしまいました。
IMG_5858

IMG_5829
ある程度まで叩き出したのですがやはり今回思い切ってその他のところも含めて全塗装へ出すことにしました。



錆び取り処理をしてラメ塗装を失敗したXLのタンクで再始動をしてみました。
IMG_5806
アイドリングはまあOKですが、走ってみるとギクシャクしており、まだまだ調整が必要です。

取り敢えず点火時期の再調整とカムチェーンテンショナーの調整をしておきました。

スロットルチョイ開けなら良さそうなので先ずはニードルかな?

↑このページのトップヘ