小さな町の旧車スローライフ

ヤフーから引っ越してきました。 車、バイクを中心にネコ、旅行、音楽等の記事を不定期投稿しています。 自身の備忘録的なものが多いですが、よろしければ覗いてみてください。

2020年03月

光や水で何度か漏れを確認しながら半田と真鍮パッチである程度穴を塞ぐことが出来ました。

ここでセンダーを外し、内部の錆の状態を確認します。

酷ければ錆取りの処理をしなくてはなりません。


センダーは押さえのリングを少し回して凹凸を合わせれば本体を外せます。
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明かりで照らして内部を見ると
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やっぱり錆てますねー

外出先で漏れが再発するのもイヤなのできっちりやるべき所ですね。

使うのは定評のあるコレ
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花咲かG❗️

錆があるのは底の部分だけなのでタンクを満たす事はせずにやってみようと思います。

つづく



タンクの穴塞ぎは、先ずはハンダでやってみることにしやした。

ピンホールはハンダだけで埋め、複数の所や大きめの場所は真鍮板を併用しました。

ハンダは手持ち最強の100w、フラックスは液体タイプを使いました。

表面はパーツクリーナーでしつこく脱脂しました。

まだ全ては終わっていませんが自分なりに結構進んだと思います。
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なんとなく埋まっていそうですが、中から照らしてみると、

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星が見えますね。

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パンク修理剤とエアーを入れて30時間位経過したので様子を見てみました。

無負荷状態ですが、エアーはあまり抜けた感じ無くしっかり入っています。

昨夜洗剤を漏れていたところに塗布しておきましたが、○印を付けた所からは泡など発生していませんでした。

金属のバンド上部に若干泡が出ていてガッカリしましたが、粘り気があるのでパンク修理剤の様です。
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上手くすると固まってくれるかもしれません。

外したエアバッグに再生の手は無いかと考えてみました。

取り敢えず現状確認として、漏れの状況を確認してみました。

配線の2ピンの上側にプラス12V、下側をアースでバルブが開くので、エアーをパンパンに充填しました。

そして全体に洗剤を吹き付けると、ベローズ部分の四箇所と、プラスティックボディーと接続してある金属のバンド部分から小さな泡が出て来ました。→白印部分
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やはり部分的にゴムが劣化しており、一箇所はピンホールの様になっていました。

放置しておくと2日目で大分空気が抜けていました。やはり車の荷重がかかったら直ぐに抜けてしまうのが分かります。

しかしゴム自体はまだ弾力が十分あり、表面状態も悪くありません。

そこであるアイデアを試してみる事にしました。

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先ずはトルクスボルトを4本外し、蓋部分を取ります。


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次に見えて来るバルブを手で引っこ抜きます。

そして内部に注入するのは

パンク修理剤です。

事前にネットで検索してみると、ベンツオーナーではなく他車種ですが、数人の先人がおられ、応急的には成功を収めている様です。

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バルブを痛めない様に修理剤は内部に直接半分程注入し、バルブを取り付けてから今度はエアーを満たしておき、少し転がしてから後は様子見です。

コレが上手くいかなかったら次は加硫剤も試してみようかと思います。


去年ヤフオクで落札し、片道150キロの道のりをダットラでとりに行ったC國製の10tプレス機です。

購入時の説明では、メーターで2トン位かけるとシリンダーから油漏れがあるとの事でした。

私の使用目的は車のブッシュ交換なので、それ程の圧力はいりませんが、やはり一度修理をしておく事にしました。

シリンダーの分解はネットで似たようなプレスのものをみて予習しましたが、これは異なるタイプでした。

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先端の押し子はシリンダーにはまっているだけなので手で抜けます。

シリンダーは内部のリターンスプリングのシャフトにネジ込まれているので、半時計回りにさして外しました。

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これで分解でき、中からオイルが少し?出てきました。
👆の画像左手がシリンダー本体でシャフトとスプリングを押さえるナットがみえています。

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インナーのシャフトには当然オイルシールが嵌っていますが、茶色く汚れたプラスティックの様でした。

オイルを全て抜き、パーツクリーナーで洗浄、エアブローをしつこく行いました。
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オイルの沈殿物

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パーツクリーナーで洗浄して出て来た金属粉

この様子だとシールを傷めるのでやはり一度バラシて正解だと思いました。

部品が乾いたらオイルシールを新品に交換して組み付けを開始しました。

シールやパッキンはモノタロウですぐに入手出来ました。

ラムの方も一応中を見ましたが、シリンダーに比べ異物は有りませんでした。

オイルドレンボルトを外してしまったため、後で苦労しました。

緩めるだけにしておけばよかったです。

作動油は粘度32を使いました。全量でおよそ0.5リットルです。

エア抜きはラムをシリンダーより上側に置き、さらにドレンを上にしてシリンダーを何回かフルストロークさせればエアーがドレン近辺に上がってくるので、有ればエア抜きスクリュー、無ければドレンを弛めれば

プシュゥー

といって抜けてくれます。

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組み立て後に漏れと圧力を確認しましたが、メーター読み10トン近くでも漏れは有りませんでした。



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