2020年03月
ガソリンタンクの穴塞ぎ その1
W211 エアスプリングの様子
エアサスのエアバッグの再生にチャレンジ⁉️
外したエアバッグに再生の手は無いかと考えてみました。
取り敢えず現状確認として、漏れの状況を確認してみました。
配線の2ピンの上側にプラス12V、下側をアースでバルブが開くので、エアーをパンパンに充填しました。
そして全体に洗剤を吹き付けると、ベローズ部分の四箇所と、プラスティックボディーと接続してある金属のバンド部分から小さな泡が出て来ました。→白印部分
やはり部分的にゴムが劣化しており、一箇所はピンホールの様になっていました。
放置しておくと2日目で大分空気が抜けていました。やはり車の荷重がかかったら直ぐに抜けてしまうのが分かります。
しかしゴム自体はまだ弾力が十分あり、表面状態も悪くありません。
そこであるアイデアを試してみる事にしました。
油圧プレスの修理
去年ヤフオクで落札し、片道150キロの道のりをダットラでとりに行ったC國製の10tプレス機です。
購入時の説明では、メーターで2トン位かけるとシリンダーから油漏れがあるとの事でした。
私の使用目的は車のブッシュ交換なので、それ程の圧力はいりませんが、やはり一度修理をしておく事にしました。
シリンダーの分解はネットで似たようなプレスのものをみて予習しましたが、これは異なるタイプでした。
先端の押し子はシリンダーにはまっているだけなので手で抜けます。
シリンダーは内部のリターンスプリングのシャフトにネジ込まれているので、半時計回りにさして外しました。
👆の画像左手がシリンダー本体でシャフトとスプリングを押さえるナットがみえています。
インナーのシャフトには当然オイルシールが嵌っていますが、茶色く汚れたプラスティックの様でした。
オイルを全て抜き、パーツクリーナーで洗浄、エアブローをしつこく行いました。
オイルの沈殿物
パーツクリーナーで洗浄して出て来た金属粉
この様子だとシールを傷めるのでやはり一度バラシて正解だと思いました。
部品が乾いたらオイルシールを新品に交換して組み付けを開始しました。
シールやパッキンはモノタロウですぐに入手出来ました。
ラムの方も一応中を見ましたが、シリンダーに比べ異物は有りませんでした。
オイルドレンボルトを外してしまったため、後で苦労しました。
緩めるだけにしておけばよかったです。
作動油は粘度32を使いました。全量でおよそ0.5リットルです。
エア抜きはラムをシリンダーより上側に置き、さらにドレンを上にしてシリンダーを何回かフルストロークさせればエアーがドレン近辺に上がってくるので、有ればエア抜きスクリュー、無ければドレンを弛めれば
プシュゥー
といって抜けてくれます。